
現在、永平寺では一般の参拝者の方に対し、「七堂伽藍」(しちどうがらん)を中心とした参拝順路を設けています。初めて訪れる方はまずその広さに驚かれるかもしれません。
参拝の際にはパンフレットも配布され、寺院内には各所に順路をしめす矢印も出ていますので、ルールを守りながら拝観しましょう。
また雲水さんに寺内の案内をお願いすることも出来ます(1団体5,000円、1時間程度)。 |
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【七堂伽藍】
「伽藍」とは寺院内の建物のこと。寺内に数多くある建物の中でも、特に山門、仏殿、僧堂、庫院、東司、浴室、法堂の七堂は修行僧の方達にとって重要な修行の場とされています。その並びは坐禅を組んだ人の形にも例えられ、法堂は頭、仏堂は心臓などとも言われています。
特に僧堂、東司、浴室は「三黙(さんもく)道場」として、一切の私語が禁止されています。参拝の際はご注意ください。 |
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| ~参拝のマナー~ |
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一、参拝の際には身心を整え、左側通行で静かにお参りください
一、鐘や太鼓などの鳴らし物には手を触れないでください
一、修行僧(雲水)の方達には、直接カメラを向けないでください
一、酒類に酔って他人に迷惑をかけないようにお願いします
一、タバコは定められた喫煙所にてお願いします
一、携帯電話は電源を切るか、マナーモードにてお持ちください
一、廊下の外、建物の外には出ないようご注意ください |
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永平寺最古の建物で、仏の世界に入る関門です。雲水さんがこの門をくぐるのは上山する時、そして最後に下山する時の2回のみとされています。
門の両側には四天王が安置されており、永平寺命名の由来である「吉祥(きちじょう)の額」が掲げられています。
福井県の文化財にも指定されています。
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吉祥の額 |
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四天王は仏教の守護神 |
四天王は仏教の守護神 |
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七堂伽藍の中心に位置する総ヒノキ造りの建物。永平寺の御本尊、
釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)が祀られています。
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七堂伽藍の一番奥に位置し、高僧が説法を説いたり、法要などの儀式が執り行われる場所です。本尊の聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)、両脇に阿吽(あうん)と白獅子が置かれています。
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雲水さんが坐禅、食事、就寝などを行う基本の道場です。「雲堂」、「坐禅堂」とも呼ばれています。
中央には文殊菩薩が安置され、その周りには約90名が坐禅を組むことが出来る「単(たん)」と呼ばれる席が設けられています。
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地下1階、地上4階にもおよぶ構造を持つ約750坪の建築物で、ここにはエレベーターも設けられています。1階は雲水さん達が食事をつくる台所、2階は「瑞雲閣」(ずいうんかく)と呼ばれる来客接待の間、また3階は150畳の大広間があります。(※拝観できるのは1階のみとなります)
雲水さんにとっては、食事を作るのも大事な修行とされています。
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【雲版】食事時を知らせる雲形の鐘 |
| おおすりこぎ |
大庫院すぐ前にある「おおすりこぎ」。全長4mからなるこの棒には、身を削り、人のためになるようにとの意味合いが込められています。3回なでると料理がうまくなるという話もありますよ。
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お風呂。入浴もやはり大事な修行の場、一切の私語は許されていません。
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浴室 |
月の内、4と9の付く日に沐浴(入浴)が許されています |
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お手洗いです。ここにおいても身心を清らかにする作法が示されています。
もちろん中の清掃も行き届いています。 |
東司 |
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唐門は正門を登った正面にあり、永平寺のシンボル的存在としてもよく知られています。普段は使用されず、皇室からの使者が上山する際などに開かれます。
江戸時代を代表する名工によってほどこされた優れた彫刻模様は、圧倒的な風格を観るものに与えます。 |
唐門 |
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昭和46年に信徒や参禅者、参拝者の方達が、写経などの研修を行うための道場として建てられました。
鉄筋コンクリート、5階立ての建物で、建坪は920坪。1階には、参拝ルートの始まりとなる総受所(そううけしょ)と広いロビー、売店などがあります。 |
1階の総受所 |
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吉祥閣から2階に上がり、すぐにあるのが傘松閣(さんしょうかく)。156畳の大広間があり、その天井には昭和初期の著名な画家、総勢144名による230枚の花や鳥を中心とした美しい色彩画を楽しむことが出来ます。
この中には鯉が2枚、唐獅子が2枚、栗鼠(りす)が1枚の計5枚の絵が隠されており、この3種を見つけ願いを込めて祈りをささげると、恋や念願が叶うとのうわさも・・・・。
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| 永平寺歴代の住職がまつられている御真廟(ごしんぴょう)。いわゆるお墓です。曹洞宗の聖地とも言える場所です。 |
承陽殿 |
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| 鐘撞き場。中に吊るされた大梵鐘(おおぼんしょう)は重さ5トンにもおよびます。1日で朝、昼、夕方、夜と4回撞かれる他、大晦日の「除夜の鐘」にも使われ、その音は聞く人の心に優しくしみわたります。 |
鐘楼堂 |
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平成12年(2000年)、道元禅師ご生誕800年と750回大遠忌を記念して整備された寂光苑。幼くして父母をなくした道元禅師の、父母を敬い、先祖を大切にして欲しいとの願いが込められています。
苑内には、道元禅師少年期の「稚髪像(ちはつぞう)」、中国時代の師、天童山景徳寺の如浄禅師の塔などがあり、また苑内にある鐘楼「寂照(じゃくしょう)の鐘」は、一般の参拝者が自由に撞いて道元禅師の遺徳をしのぶことができます。
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