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平成20年3月15日(土)に実施しました「フクイ小さな発見の旅」の模様を紹介します。
三国湊は、福井最大の河川「九頭竜川」の河口に位置していることから、海路と内陸に荷物を運ぶ河川路とをつなぐ要港として栄えていました。
江戸時代、三国湊では、一航海千両の利益をもたらした北前船によって、米や足羽山(福井市)で採石された笏谷石などが移出され、全国各地から主に食材(砂糖、塩、昆布)などが運びこまれ、廻船問屋(現在でいう商社)を営んでいた「森田家」や「内田家」などは、この交易により莫大な富を築き、豪商と呼ばれるようになりました。
これら豪商達はその財力により、木工師・金工師・漆工師ら工芸職人を庇護し、「三国箪笥(たんす)」や「三国仏壇」といった工芸品が生まれました。 また、裕福な商人達の間では、上方から伝わった俳諧が広まるなど、三国独特の町人文化が発展していきました。
三国湊町には、北前船が残していった歴史・文化はもちろんのこと、歴史的建造物が多数あり、それら点を線につないでくれる案内役のボランティアガイドや、美味しい味がたくさんあります。
参加者のみなさんは、歴史と風情がある三国湊町を散策しながら、同行していただいたカメラの講師の方にアドバイスを受けながら、お気に入りの風景をカメラにおさめていました。 |
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三国湊町では2班に分かれて散策。
地元ボランティアガイドの方に、風情ある三国湊町を案内していただきました。 ■ 旧森田銀行本店
中世から廻船問屋として活躍した豪商・森田家が明治27年に創業した森田銀行の本店として、
大正9年に建設された建物です。
建物内では、当時のまま残された大きな金庫や豪華な漆喰模様の天井などの説明を受け、その
美しさに見入っていました。
また、撮影にあたっては、講師の方に、大きな建物を撮影するためのテクニックについて、
アドバイスを受けていました。 |
建物についての説明を受ける参加者 |
マーブル模様がきれいな独立円柱も特長の一つ |
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<感想>
・漆喰の見事な装飾に感動しました。
・外観・内装ともに素晴しかった。
・この素晴しい建物を、今後も残して欲しい。 |
■ 三国湊町家館
ボランティアガイド「きたまえ三国」の方々が常駐する、三国湊の情報発信施設。
中には、三国祭や三国湊に関する、さまざまな資料が展示されており、特に三国祭の際に 町中を練り歩く山車の模型を見た参加者のみなさんは、興味を示していました。
また、当日は、坂井市が主催された、「みなとまち写真コンテスト」の入賞作品が展示 されており、撮影の参考にされていました。 |
三国湊町家館や隣の旧岸名家を眺める参加者 |
「みなとまち写真コンテスト」の入賞作品が並ぶ館内 |
■ 旧岸名家
三国湊で材木商を営んだ、新保屋岸名惣助が住んでいた町家を復元した建物。
建物の中には、水琴窟(すいきんくつ)※1や三国箪笥、三国仏壇などが残っており、興味深くガイドの説明に聞き いっていました。
多くの参加者は、建物の中などの暗い場所での撮影テクニックについて、講師の方に教わりまし た。 ※1水琴窟とは…底に小さな穴の開いた瓶が逆さに伏せた状態で土中に埋められ、地上から流れ落ちた水が、瓶の穴を通して滴り落ちる仕組みで、その音が瓶の中で反響し琴の音のように聴こえる。 |
綺麗な音色が響く水琴窟 |
講師の方に、アドバイスを受けながら
建物の中の雰囲気をカメラで撮影 |
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<感想>
・昔の生活がよくわかって良かった。
・水琴窟の音色がすごく良かった。
・商家の昔の生活に思いをはせることができた。三国の車箪笥も立派だった。 |
■ 日和山金鳳寺
日和山(ひよりやま)とは、小高い場所にあり、かつて船頭たちが風などを日和見した場所。
参加者の皆さんは、当時の船頭さんたちと同じように、三国の港が見渡せる場所に立ち、その素晴しい眺めをカメラにおさめていました。
お寺の山門には、鐘やたくさんの石像が置いてあり、その珍しい門に、多くの参加者がシャッターを切っていました。 |
金鳳寺の門の話を聞きながらの撮影 |
金鳳寺の住職から、お話を聞く参加者 |
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<感想>
・三国にこんないい場所あるとは、知らなかった。
・三国の港が見渡せて素晴しい。今度は、ゆっくりと来たい。 |
■ 出村町並
北前船をはじめ船が寄港するたびに様々な人で賑わった場所で、ここはかつて花街として遊郭が軒を並べていたところです。
参加者は、“うだつ”のあがる建物が残る、風情ある町並を思う存分撮影していました。 |
出村町並にある、昔料亭だった建物 |
三国船箪笥が置いてあった、古美術屋 |
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<感想>
・当時をしのばせる建物が、たくさん残っていて良かった。
・今度は、友人と来て一緒に歩きたい。
・格子の雰囲気が、とても情緒があって良かった。 |
出村町並の一角にある、料理茶屋『魚志楼』。
ここは、明治時代から大正時代にかけて、茶屋をしていたという建物がそのまま残っています。
『魚志楼』では、地元三国の食材をふんだんに使った昼食をいただきました。 参加者の皆さんは、風情ある建物の雰囲気を感じながら、三国の美味しい海の幸に舌鼓をうっていました。 |
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<感想>
・見た目も美しく、歴史ある所で、食事ができて良かった。
・レトロな雰囲気の中、とても美味しくいただきました。
・季節感のあるお料理で、大変美味しかった。
・きれいな庭を見ながらの食事は良かった。 |
三國湊座は、歴史文化散策ツアー、三国湊町乗船場発着のクルージングツアー、レンタサイクルなどの受付場所になっているツーリストセンターであり、三國バーガーなどの地元食材を使った食事ができる場所です。
今回は、その三國湊座を借りて、三国名物「鶯餅」を食べながら、講師の方に、参加者が撮影した画像の講評をいただきました。
参加者の皆さんは、デジタルカメラについて普段感じている疑問などを、講師の方に質問し、 熱心に学んでいました。 |
画像一つ一つを講評し、撮影のアドバイスをする講師 |
講師の講評に耳を傾ける参加者 |

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