●大豆のいいとこどり、豆腐のやさしさ。
栄養の優等生である大豆も、そのままではあまり胃腸にやさしくない。豆腐なら、豆の組織を十分に砕き、消化性の良くない繊維質をおからとして取り出してあるので、栄養吸収率が90%以上と抜群に高まる。水分も多いが、木綿豆腐1丁分(約300g)のタンパク質(約20g)は、豚肉ならソテー用1枚、卵なら3個半に相当する。木綿豆腐の場合、豆乳の成分中から水とともに若干の水溶性ビタミンを失うが、その分タンパク質の割合が多い。
大豆のよいところをそのまま口どけよく食せるから、ヘルシーなわけだ。精進料理として食していた僧侶や、多く摂っていた地方に長寿者が多いことから、長寿食ともいわれてきた。
|
|
 |
●まさに畑の肉、優れた大豆の基礎栄養
大豆のタンパクと脂肪は質の面でも良質な上、血圧やコレステロールを下げる働きをもつスグレモノ。動脈硬化を始め生活習慣病が気になる方におすすめだ。
大豆タンパク質では、人間が体内で作ることが出来ず植物から取らなければならない「必須アミノ酸」8種類の量とバランスで、動物性タンパク質にひけをとらない。
脂質で、大部分がコレステロールをもともと含まない不飽和脂肪酸である上、リノール酸・リノレン酸の比率が高くコレステロールの血管への沈着を防ぐ、体によい脂肪分だ。
飽和脂肪酸が多い肉類にくらべて低脂肪・低エネルギーで、酸化を防ぐ成分も同時に含まれているとくればなおさらだ。
|
|