三国の魅力。
それは
歴史情緒ただよう街並み
であり、あるいは東尋坊に代表される美しくも圧倒的な景観をめでること、さらには温泉にゆったりと身を委ねながら、恵まれた海の幸に舌鼓を打つ・・・。
実際、毎年多くの方々がこの町を訪れ、それらの魅力を堪能しています。ですが、それだけでは本当の三国を知ったことにはなりません。
三国のもう一つの魅力。
それは確かな伝統と格式にのっとりながらも、三国町民の圧倒的な熱意によって支えられる三国祭です。
今回は、250年以上の歴史を持ち、北陸三大祭の一つといわれる三国祭をご紹介いたしましょう。
毎年5月19〜21日の3日間に渡り開催されるこの三国祭。参拝者の数は、週末と重なった昨年で20万人を越えたとされています。
祭の最高潮は何といっても中日の20日に催される「山車(やま)巡行」。神輿2基、神宝棒持の行列、武者行列と名物の武者人形山車(やま)6基が町を練り歩く様はまさに壮観。
期間中、三國神社に続く町並みには500以上の露店が並び、人々の熱気と相まって祭の雰囲気は、より一層盛り上がりをみせます。
全てが見所とも言えるこのお祭ですが、マップをご覧の上、おすすめポイントをお見逃しないようお楽しみください。
三國神社前
(12:30〜13:00)
およそ6mの山車が6基勢ぞろいします。その姿は迫力満点で、この祭りで一番の盛りあがりを見せます。普段は静かなたたずまいをみせる三國神社も、このときばかりは賑わいをみせます。
その勇士を一基ずつ確認できます
山車巡業開始
(13:00〜)
神社前に並んだ山車が一基ずつ三國神社の前まで進み、掛け声とともに『ぐるっ!』っと方向転換をします。
道を曲がるのも大変。力と技が必要です。
露店が並ぶ狭い町並み
『ちょい おもっ』『ちょい とりっ』など町内毎に違った掛け声で、右に左に巧みに操りながら人波をかきわけ進みます。
狭い路地に立ち並ぶ露店は、山車が近づくと屋根を高くハネ上げ、山車の巡行に一役買います。
露店の屋根のハネ上げの様子が伺えます。
人込みもすごいですね
山車巡行と電線
山車の上に棒を持って人が立っています。
三国町内の電線は、比較的高く張られていますが、山車が進む際に電線にひっかからないように、よける役目を担っています。
(写真中赤印)
狭い町並みを器用に進んでいきます。
コーナーでの方向転換も見ものですよ!
お囃子(はやし)
お囃子に耳を傾けるのも楽しみのひとつ。山車ごとにお囃子も違います。大人たちの三味線や笛の音に合わせて、子供たちは、元気な掛け声や力強い太鼓の音色を響かせています。
祭にかわいらしい華を添えます。
子供達は何ヶ月もかけ、この日のために
練習を重ねています。
三国駅前通り
(16:00〜18:00)
駅前では青年会の若者が高張り堤灯を持ち、山車を出迎えます。
三国の町を巡行し、三国駅前に到着した山車は、その場でグルグルと回るパフォーマンスを繰り広げ、祭はクライマックスを迎えます。
その後、山車は再び各々の町内へと戻っていきます。
三国駅を背に進む山車が夕日に照らされ
色づく様は美しいの一言です
狭い路地
(18:00〜)
地元の人おすすめのスポット。山車が細い路地を進んでいく姿は、山車の迫力を一番感じることができます。ただし少し危険なのでお気をつけください。
動きやすいよう、山車屋台は3輪車になっています
以上、簡単にポイントのみご紹介しましたが、その魅力おわかりいただけましたか?
山車は前日の19日、翌日の21日も終日展示されています。その後ほとんどの山車は取り壊されてしまうそうですが、なんだかもったいない気がしますね。(ただし、いくつかの町内では取り壊さず、ガラス張りの蔵にて一年中その姿を見ることができます)
ちなみに今年(平成20年)の山車6基の顔ぶれは、井伊直政、狐忠信、佐々木小次郎、「川中島合戦」より上杉方:長谷川基連 武田方:安馬彦六、織田信長、弁慶。そうそうたる顔ぶれです。
今年もその山車が町を練り歩く姿、楽しみですね!
【交通アクセスのご案内】
20日は大変な混雑が予想されますので、公共交通機関のご利用をおすすめします。
1) JR福井駅よりえちぜん鉄道三国芦原線で三国駅下車徒歩25分
(三国神社駅下車よりも祭りの様子が楽しめておすすめです。)
2) JR芦原温泉駅より京福バス(東尋坊行き)三国駅前下車徒歩25分
またお車でお越しの方は交通規制にご注意ください。
三国サンセットビーチの駐車場や一部ショッピングセンターの駐車場も、祭の期間中のみ開放しているところがあります。
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